さっき寝かしつけたと思ったのにもう泣いてる。オムツでもおっぱいでもないのに・・・何で!?
毎日のように赤ちゃんの夜泣きに悩まされているママさんも多いのではないでしょうか。
多い日は1時間おきなんてこともありますから、どうしたって睡眠不足になってしまいますよね。
でも実は、毎回抱っこしてあやしてみたりオムツを替えてみたりしなくも大丈夫なのです。
つまり、夜泣きを“放置”することによって、赤ちゃんが1人でも寝れるようになったり、ママさん自身も余計なストレスを溜めなようにできるかもしれないということ。
放置というと少し聞こえが悪いかもしれませんが、言い換えれば赤ちゃんを「見守る」ことです。
今回は、この赤ちゃんの夜泣きを見守るための4つのコツをご紹介します。
毎晩の夜泣きに悩まされているママさんはぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
赤ちゃんの夜泣きを放置してもいい!?

そもそも赤ちゃんの夜泣きは放置しても大丈夫なのでしょうか?
実はこの赤ちゃんの夜泣きというのは、「なぜ泣くのか」の明確な理由が分かっていません。
なので、オムツを交換してほしいとか、お腹が空いたなどの明確な理由があるケースとは異なり、慌てて抱っこしてあやしても、なかなか泣き止んでくれないことが多いのです。
そもそも、欧米では「夜泣き」とい考え方がないそうです。
新生児のうちから専用のベビーベッドで寝かせ、その後も子供部屋を設けて一人で寝かせるのが一般的。
赤ちゃんが泣いたとしてもすぐに行くのではなく、適度に様子を見ることで、早いうちからできるだけ一人で寝る習慣を身につけるのだとか。
もしそれがうまくできるなら、夜泣きによるストレスがぐっと減ると思いませんか?
では次章で具体的な方法を見ていくことにしましょう。
夜泣きを見守るための4つのコツ

赤ちゃんの夜泣きを上手に放置する、つまり見守るための4つのコツをお伝えしていきます。
放置できる環境を整える
放置といっても、泣いても全く何もしないということではありません。
同じ布団やベッドで添い寝している場合は、泣けば否応なしに気がつきますしすぐに対応することができますが、それでは赤ちゃんに気を使いますし赤ちゃんも一人で寝る習慣が身につかないということ。
そこで、同室でもベビーベッドをちょっとだけ離れた所に置いて寝かせたり、子供部屋を用意して寝ている時はベビーモニターで常に確認できるようにしたりと、環境を整えてみるのです。
お金や場所は必要になりますが、ベビーモニターは6,000円〜9,000円くらいで手に入りますし、ベビーベッドもリサイクル品を購入するなどすれば、かなり安いですよ。
我が家の場合は、ちょうど可動するパーティションのみで区切れる4畳ほどの書斎スペースがあったので、そこに子供を寝かせています。
パーティションを開ければ私たちのベッドルームなので、声も聞こえますしすぐに様子も見れるのです。
日中のスキンシップが大切
赤ちゃんが泣いている時に何もしないのを続けていると、やがて全く泣かない、いわゆるサイレントベビーになってしまうとよく言われます。
夜泣きを放置するとそうなってしまうのでは? と思うかもしれませんが、その心配は無用です。
何しろ、赤ちゃんが寝ている間に泣いたのを100%全て何もしないわけではありませから。
「オムツ交換もしたし授乳したばかりだけど?」という時には数分間様子を見たり、抱っこはせずに優しくトントンしながら「大丈夫だよ」「安心して」などと語りかけたりしてあげるのです。
そしてその分日中は、思いっきり赤ちゃんを愛して褒めてスキンシップを取れば、「ママがあの時抱っこしてくれなかった」なんてことは思わないのです。
睡眠のリズムを整える
“生活リズム”が大切だということは誰しも納得すると思います。不規則な睡眠のツラさは誰よりもママさんがよく分かっていることではないでしょうか。
赤ちゃんはというと、新生児の頃はまだ自分でもリズムがよく分かっていなかったとしても、成長にしたがって、睡眠リズムの影響が大きくなってくるもの。
毎晩すごく遅い時間に寝るようではどうしたって起きる時間も遅くなりますし、時間帯が不規則だと寝つきも良くなるとは思えません。
大人と同じで、できるだけ早寝早起き、規則正しい睡眠リズムにした方が赤ちゃんにとっても習慣を身につけやすいでしょう。
周りの赤ちゃんとは比べない
育児休暇中や保育園に通いだしてからでも、少なからず他のお子さんの状況を聞くことはあるでしょう。
「うちの子はおっぱい飲むと、いつでもすぐに寝ちゃう」「一回寝たら朝まで全く起きない」など。
こういった話を聞いていると、「もしかして、あんな頻繁な夜泣きってうちの子だけ!?」と思ってしまうかもしれません。
ですが、周りの赤ちゃんと比べることには何の意味もありません。
確かに夜泣きのない赤ちゃんもいるかもしれませんが、比べて落ち込むよりは、できるだけ自分のストレスを減らすことを考えましょう。
周りの赤ちゃんと比べること自体は何も生み出しませんので。
まとめ

赤ちゃんの夜泣きはわけもなく突然に、そして繰り返しやってきますから、毎回全力で対応していては疲弊してしまいます。
そうならないためにも今回は、赤ちゃんの夜泣きを上手に放置、つまり見守るための4つのコツをお伝えしました。
トライできそうな部分はぜひ参考にしていただき、赤ちゃんもママさんもできるだけ良い眠りを得てください。
気を張りすぎず、できるだけラクで楽しい育児「楽育」を目指しましょうね。
コメントを残す