何で泣き止んでくれないんだろう・・・もう、うるさいっ!
育児でイライラして赤ちゃんを怒鳴ってしまう。
そんな経験があるママさんも多いのではないでしょうか。
怒鳴るとまではいかないまでも、暴言めいたことを言ってしまったり、ひどいことを呟いてしまうこともあるかもしれませんね。
育児って本当に疲れますしイライラしますから、そうなってしまうのは仕方のないこと。
でも、やっぱり赤ちゃんにとって良くないのではないかと心配になってしまいますよね。
そこで今回は、なぜ赤ちゃんに怒鳴ってしまうのか、赤ちゃんはそれをどう受け取っているのかを考え、怒鳴りたくなってしまった時のちょっとした発散方法をお伝えします。
簡単にできますから、ぜひ取り入れてみてくださいね。
育児最大のイライラ!?赤ちゃんの泣き声は“うるさい”

育児でイライラして赤ちゃんにつらく当たってしまうこともあるかもしれませんが、そもそもイライラしてしまうのには理由があります。
もちろん、慢性的な睡眠不足や自分の思い通りにいかないもどかしさなどはありますが、それ以外の基本的なこととしてあるのが「赤ちゃんの泣き声」。
本来、赤ちゃんの泣き声はうるさいものです。
もし赤ちゃんの泣き声が、小川のせせらぎのような声だったら誰も気づけませんし、夜中に泣いても起きれません。
赤ちゃんは泣くことしかできず、泣くことでこちらに必死に何かを伝えなければならないということ。
それに対してママさんは、オムツを変えても泣き止まない、ミルクでもないし、もううるさい! となってしまうのですね。
加えて、現代社会では周囲の人の協力がほとんど得られず、一人育児(ワンオペ育児)で全てを抱え込んでしまうママさんが多いです。
育児の合間の“息抜き”を簡単にできないんですね。
参考:一人育児に疲れた!限界!そんな状況を乗り切るための5つの方法とは?
赤ちゃんに怒鳴ってしまうのは良くないの?

赤ちゃんに怒鳴ってしまったり、ひどいことを言ってしまったりした時に、赤ちゃんはどう受け取っているのでしょうか?
赤ちゃんは、新生児の頃からママさんの声を聞き分けているそうです。だから泣いている時もママさんが優しく語りかけながら抱っこすると、安心してくれるんですね。
ということは、何をどんな風に言うにしても、“ママが言っている”のは分かっているということ。
もちろん、言葉は理解できませんから、ひどい内容でもそれがどんな意味を持っているかは分かっていません。
大事なのは、言葉ではなくママさんのイライラや緊張感が赤ちゃんに伝わり、ネガティブな感情を赤ちゃんが感じ取ってしまうことなんですね。
ただ、それによって赤ちゃんが喜怒哀楽を知るのは事実ですし、逆に愛されていることも感じ取ってくれていますから、そんなに重大に捉える必要はありませんよ。
次章でお伝えするような、ちょっとした方法でできるだけ無くしていけば良いのです。
自分なりの発散スイッチのすすめ

イライラして赤ちゃんにつらく当たってしまいそうになったら、ちょっとした方法で発散してみましょう。
つまり、自分の“イライラ発散スイッチ”を見つけるのです。
例えば、赤ちゃんの安全を十分に確認して、一瞬だけその場を離れて別の部屋に行くとか、冷蔵庫に入れてある大好きなチョコレートをひとかけら食べるとか、深呼吸するなどです。
一瞬でイライラを和らげることができる、自分なりのきっかけを持っておくということ。
怒りのピークは6秒と言われています。
イラッとして怒鳴ってしまいそうになった時に、お決まりの言葉を唱えたり無理やり口角を上げたりすることでどうにか6秒をやり過ごせば、怒りは鎮まっていくのです。
発散スイッチとは、6秒をやり過ごすための手段でもあります。
私の場合、育休中は週に何日かは、ママ友や姉妹との外出の予定を入れて、それを楽しみに過ごしていました。
カレンダーに予定を書き込んでおいて、イラッとした時にはそれを眺めてその予定のことを考えるようにしたのです。
ママ友はもともと気の知れた友達でしたから、話しているだけでも楽しいですし、姉妹も子供の面倒を積極的に見てくれるので、本当に助かりました。
参考:育児のストレスを発散したいなら?気分転換にお出かけがおすすめ!
まとめ

いかがでしたか。今回は赤ちゃんを怒鳴ってしまうくらいイライラしてしまう原因や、赤ちゃんがどう感じているかを考えてみました。
それを踏まえると、できるだけ赤ちゃんに優しく接するためにも、イライラの発散スイッチを持つことが大事です。
赤ちゃんはママさんの雰囲気や緊張感を感じ取りますから。
育児はどうしても疲れるものですが、少しでも発散できるすべを持っておけば、イライラが溜まって爆発なんてことも防げるはずです。
今回ご紹介したような簡単にできることを見つけられれば、一瞬でイライラを和らげることができますよ。
気を張りすぎず、できるだけラクで楽しい育児「楽育」を目指しましょうね。
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